大井川中流域左岸の中世の広域地名を徳山といい、暦応3年(1340年)には文書に「徳山」の字が見られます。 大津荘徳山郷と称していたようで、後の本川根、中川根、川根3町の東部に当たるようです。1889年の町村制の施行により静岡県志太郡徳山村となりました。1956年に中川根町に編入され、2005年から静岡県榛原郡川根本町徳山(しずおかけんはいばらぐんかわねほんちょうとくやま)となっています。大井川鉄道駿河徳山駅のほか、徳山城址徳山神社も現存。

 当地に徳山姓を名乗る人物は、現在も歴史的にも見あたりません。どうやら、徳山氏の苗字の地ではなさそうです。当地には、鎌倉時代末から南北朝時代にかけて当地を支配した土岐氏の山城があり、「土岐の山」が「徳山」の地名になったとの説が有力なようです。

 詳しいレポートは「静岡県徳山調査(その1)」をご覧ください。